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靴下のまとめ

観たものに関するメモ。

ドラマ「ランチの女王」の修史くんをみて。


先日こちらのツイートを見かけて、これは観た方が良さそうだ!思い、Dから始まる動画サイトで7話から視聴しました。めっちゃよかった。

視聴前に、家族に「ランチの女王」って観てた?と投げかけたら
森田剛がとんでもなく悪いヤツで、チョイ役なのに圧倒的オーラと存在感 」 と父が興奮気味に語り
「いいところにポッとやって来て場面ぶち壊す。観た方がいい。」と母が意味深に言っていた。期待が高まる。

両親の所感を聞いてからネットサーチし、7話以降から森田剛さんが出演していると掴む。インターネットの効率的な使い方をした気がした。


感想

とんでもなく悪いヤツ。
たしかにそうだった。だが、私が想像していたとんでもなく悪いヤツではなかった。とんでもなく悪いヤツって、こんなにまっすぐじゃない。
ただ、ちゃんとした教育や包み込むような愛情を受けないまま放って置かれてしまった子だった。社会から見放されて、大衆から退けられてしまった、そんな子。修史そのものは、とっても純粋なんだろうなと思った。

なぜ、修史は暴行や強盗といった罪を重ねるのか。
それは、それ以外に生きる術を知らないからだと思う。本当に純粋に。
彼を凶暴な性格にしたのは、ドラマの中でははっきりとは描かれてないが、両親とか周りの環境なんだろうな、っていうのが修史の人相や言動から読み取れる。女の刑事さんがやたらめったらに修史くんを根底から踏みつぶしにかかるのでそこは見ていて辛かった。そんなに否定しないであげてよ。女を捨てた男女そのものじゃったわ……マジ……。


そして森田剛すごいな……って毎度思う。理詰めより感覚を大事にしてると思うのだけど、そのセンスのよさは本当に人間国宝だな、と。2002年、演じることをどう思ってたのかはわからないけれど、こういうバックグラウンドを持った人間がどういう思考パターンで、どう動くのか、をごく自然に、気持ちで、やってのけちゃうのが、圧巻。


好きなシーンを挙げるとまあ全部なんだけどな。最初と最後は何度でも観たくなるね。最初のなっちゃんに耳元で囁くのとか、あれこそラブセンさんに欲しいボイスのお手本でした。いちいち吐息混じりというか、コンギバン(息半分)でJYPイズムを感じた (ちがう)
森田さんの声って高めで喉苦しそうだけど、鼻で抜くから絶妙な割合で声と息がミックスされた味わいボイス、クセになること間違いなしです。
あの発声方法は、自ずとそうなったのだろうかと常々、何はともあれ 大好きです  。


ドラマでちょっと寂しかったのは修史くんがカツレツを食べるシーンがなかったところだなぁ……せつないな。


修史くんのような社会に馴染めない子達、罵られて、見下されて、改心しろと言われてもできるはずがないので、うまく書けないけど、そういうハタレになってしまった子達はその原因となった環境から逃してあげて、一つずつ教えてあげるといいと思う。
多分正す時反抗するし暴れると思うけど、身体張ってぶつかってなおしてあげないと、いつまでもそのままだ。
なっちゃんはそれをやってあげてて、この人お母さんだなと思った。


う〜〜ん、やっぱり森田剛すごい。
ヒメアノ〜ルがたのしみだ。そう思った。